教員向けに,部活動に関する簡単なQAをまとめておきます。
部活動から解放されるために,少しでもお役に立てればと思います。


Q
:公立学校の教諭です。部活動の顧問を拒否することはできるの?

A
:部活動の顧問を拒否できるかどうかは,校長のスタンスによります。
しかし,顧問を拒否できなくても,『土日や祝日の部活動』と『平日の勤務時間外の部活動』は,確実に拒否することができます。
勇気を出して4月当初の職員会議で『勤務時間外の部活動はしない!!』という意思表示と発言をしましょう。


Q
:公立学校の講師です。部活動の顧問を拒否することはできるの?

A
:部活動の顧問を拒否することは危険だと思います。法令上は,公立学校の教諭と同じはずです。…が,次年度以降の教員採用試験の合否に影響する可能性が考えられます。現状では,部活動の顧問を『ほどほど』に行い,教員採用試験を突破するしかなさそうです。


Q
:公立学校の初任者の教諭です。部活動の顧問を拒否することはできるの?

A
:部活動の顧問を拒否することは危険だと思います。『初任者』は『仮採用期間』です。現状では,1年間は部活動の顧問を『ほどほど』に行い,正規採用になってから部活動の顧問を拒否するのがよいと思います。


Q
:私立学校の教諭です。部活動の顧問を拒否することはできるの?

A
:学校によると思います。給与のありかたや,学校の労働組合のありかたにも関係してくるので一概には言えません。しかし,部活動をボランティアとしている私立学校が多いように思います。
学校内で,部活以外で目立った活躍をしていないと,部活動の顧問を拒否するのは難しいのではないでしょうか。拒否すれば次年度にクビになる恐れも…。ブラック企業そのものですね。


Q
:平日の部活動では残業代が出ず,土日の部活動では最低賃金を大きく下回るはした金が支払われるのは,労働基準法違反なのでは?

A
:労働基準法違反ではありません。勤務時間外の部活動は,あくまで『教員の自発的な活動』という扱いです。
勤務時間外の部活動は,校長が命令した職務ではないため,残業代を支払わなくても労働基準法違反にはならないという解釈です。ズルいですね。


Q
:校長は,教員に部活動の顧問をするよう職務命令することができるの?

A
:できます。公務員にとって,職務命令は絶対です。校長から職務命令をされた場合は,絶対に部活動の顧問を引き受けないといけません。
(詳しいことは省きますが,多少なりとも法令を理解している管理職なら『部活動の顧問は職務命令だ。』とは言わないと予想されます。)


Q
:校長から部活動の顧問を職務命令された場合はどうすればいい?

A
:校長に『部活動の顧問は引き受けますが,超勤4項目にのっとり,勤務時間外は部活動を行いません。それでもいいですね。』と言いましょう。これで,勤務時間外の部活動から解放されます。


Q
:部活動の顧問を拒否したり,勤務時間外の部活動を拒否したりすることで,『やる気のない教員のレッテル』を貼られたりしないの?

A
:顧問を拒否された真由子先生のブログによると,特にそういうことはないようです。私も,同僚や生徒からはやる気のある教員と思われています。案ずるより産むがやすしなのかもしれません。


とりあえず,いろいろと思いつく質問と答えを書いてみました。
質問や,質問のリクエストがあれば,ぜひコメント欄にお願いします!
追記していきたいと思っています。

先生方,記事に間違っているところがあれば,コメント欄にご指摘していただければ嬉しく思います。